毎日更新:2024/12/3 新着記事UP 新着記事リンクはこちら

【デザフェス・ハンドメイドマルシェ】売れない!!を脱却!ブース作りで意識すべきポイントとは?!:初心者向け

  • URLをコピーしました!

広告

・初めてブース出展型のイベントに参加するけど、何を意識したらいいんだろう、、
・デザフェスやハンドメイドマルシェでブースに目を向けてもらえない、、

はい。みんなお疲れ。
Amiです。
ブース出展型イベントの仕組みについて気になって朝も起きれない夜も眠れない読者に向けて記事を紹介。

本記事を通じて理解できることは下記。

・出展型イベントでの視線誘導の重要性
・ブース出展型イベントで注目を集めるために重要なポイント
・お客さんに一目でインパクトを与える重要性

本記事も、いつも通り俺の実体験をもとに内容を紹介していく。

Ami

・ファッション/イラスト・アート/サウナをこよなく愛するサラリーマン
自己紹介記事はこちら→Ami 自己紹介

TwitterInstgramにて記事/イラスト更新、色々と発信しています。
フォローお願いします。

結論:出展型イベントは、ブースを見てもらえなきゃ何も始まらない!

俺は、これまでに3回ブース出展型のイベントに出展者側として参加した事がある。
1回目は、Geisai、2回目は横浜ハンドメイドマルシェ、3回目はデザインフェスタだ。
一応3回目のデザフェスでは、初出展ながらもグッズ売り上げを得ることができている。

3回の出展イベントを通じて感じるのは、ブースは見てもらえなきゃ何も始まらねえ!!!である。
ブースを見てもらえなければ、グッズの利益も出せないし、作品を認知もしてもらえない。

今回は、この結論に至った経緯と、実際に俺が出展時に意識したポイントなどを踏まえて紹介していきたいと思う。

目次

では、まずはここからは来場者目線でのブース出展型イベントでの気づきとポイントを紹介していく。
最初にも述べた通り、俺は2023年にブース出展を3回経験している。

加えて、下記のイベントにも来場者側として参加をしてきた。
2023年に初めていったイベントばかりだったけど、それぞれ特徴があって面白かった。

2023年に俺が来場者として参加したブース出展型イベント
・コミックマーケット:2回
・コミティア:2回
・デザフェス:1回

上記の通り、日本で行われるブース出展型イベントの中でも割と来場者が多いものに行きまくった。

その中で、来場者として行ってみて感じたことを下記の通りまとめる。

ここが来場者として行ってみて実感した重要なポイント。
ブース出展型イベントでは、ブースは大体の場合は流し見をして通り過ぎていく。

なぜなら、単純にブース数が多いから、少しでも多くみたいという心理になりやすい。
他のブースをいっぱいみた方が良いものがあるんじゃないかという気持ちになることで、ブースをよく見る時間なんて全くなかった。
大体の場合は、目を止めても数秒がいいとこで、長くても10秒程度で、そのブースが好きか嫌いかを判断しているなと実感した。
パッと見で特に興味がなければ足を止めないし、興味が少しでもあるなら足を止める。

いかに足を止めてもらえるかが重要で、いかに足を止める仕組みがブースにあるかが出展者側には求められる。

上記の続きにはなるけど、ブースにインパクトがあると目を奪われやすい。
目を奪われやすいという事は興味を惹く人間がヒットしやすい事にも繋がる。

餌の大きさが大きい方が視認性も高いし、魚も寄ってきやすいように、ブース出展もある種釣りと同じなのかもしれない。
餌が好きなら魚は食うし、嫌いならスルー。割と単純な仕組みだ。

具体的に、ブース出展時にインパクトを感じるものは下記。

・ぱっと見で何を出展しているのかがわかる。
・色使いや世界観に統一性がある。
・出展者が奇抜。
・ポスターなどでキャラが大きく印刷されている。

上記の通り、インパクトを重視したからと行って、確実にそのデザインが売れる!というわけではないから注意。
あくまで目を惹きやすいだけで、ブースを見て足を止めてくれるかは相手次第といったところだ。

来場者として行ってみて感じたのは、後で買いに来ようは、絶対に買わない。というか買えないと言った方が正しい
なぜなら、出展ブース数が多すぎるが故に、他のブースを見ていると次第に記憶が薄れて行ってしまうからだ。

俺もデザフェス、コミケに行ってみた際に強く感じたけど、気に入ったけど、他にも良いブースがあるかもしれないから、一旦保留にしよーっと。という思考になることが多々発生する。

来場者として参加した際も、なるべく損を少なく、最大の利益を得るために行動をしがちだから、多分後で買おうが発生するんだと思う。
俺自身もそうだけど、今後来場者として参加する方がいる場合は、好きなブースがあったらぜひその場で商品・グッズを購入しておいた方がいいと思う。

ブース出展型イベントは、とにかく疲れる。
デザフェス、コミケに至っては体力、精神的に鬼のように疲れる。

単純にブース数が多いから情報量に圧倒されるし、ブースを歩き回ってみてても体力が消耗するし、さらにはブースのグッズを買うか、足を止めるか、スルーするかといった決断の連続に襲われることになる。

俺も、コミケ、デザフェス、コミティアと参加をしたけど、鬼のように疲れた。
体力、精神が消耗した状態だと、どのブースがどの位置にあるかなんてそもそも覚えてられない。

ブース出展者側としては、いかに情報量を少なく、かつ魅力的なブースに魅せることができるかという点が肝になってくる。

俺が来場者として気づいたのは、ブースに映像や音声があると足を止めやすいなと感じた。
電車内で広告映像が流れていると、なんとなく足を止めてしまったり、街中の映像広告に魅了される人が多いのもこの理由だろう。
なんとなく映像が動いていると、人は足を止めてみてしまう癖があるらしい。

この辺も来場者側として参加した際に気づいた大きなポイントだ。

ここからは、3回のブースイベントに出展者として参加した際の気づきとポイントを紹介する。
出展者目線での気づきでもあるし、

Geisai、ハンドメイドマルシェ、デザフェスと3回イベントに出展した際に感じたのは、来場するお客さんのタイプがかなり分かれているなと感じた。
これは、来場者として参加した際にも強く実感したことだった。
具体的に、各出展イベントのお客さんの傾向などは下記。(あくまで俺がみてきたイメージ)

コミケ:いわゆるオタク向けのイベント。圧倒的に男性来場者が多く、2次元キャラや性的な魅力のあるキャラ、ブースの人気が高い印象。一部、SNSでバズった作家も人気が高い印象。

コミティア:コミケよりも少しマイルドなサブカル向けのイベント。女性、男性ともに来場者はいる。文化的イメージのあるような方や、サブカルが好きそうな方が多い印象。

ハンドメイドマルシェ:1点ものアクセサリー、創作アクセなどがメインの出展イベント。女性来場者が圧倒的に多い。お手軽で可愛い、1点ものの作品、アクセサリーを求めるために立ち寄る女性が多い印象。イベントの中だとサブカル要素は弱めで、ファミリー向け、万人向けの出展イベント

デザインフェスタ:オリジナルのデザインをメインとしたオールジャンルのアート型イベント。グッズ販売がメインで、作品のほとんどがオリジナル。最もこれらイベントの中で多種多様なジャンルを取り扱っていると言っていいイベント。来場者も女性、男性、年齢問わずに来場される印象。

Geisai:不定期開催。割とこれらイベントの中でもアート色が強いイベント。来場者数は上記イベントに比べると少ないものの、アートに関心がある学生、社会人、外人などが来場するイベント。
出展者側もグッズ販売というよりも、俺の作品をみて!という人が多い印象。

上記については、出展してみて、かつ来場者として参加してみて感じた印象。
実際に自分が参加するイベントには足を運んでみることをお勧めする。

上記イベントの中でも、自分のブース、出展アイテムがどのイベントにマッチするかを検討・精査する必要がある。
実際に俺は、ハンドメイドマルシェに出展した際には上記の通り、イラスト原画を出展した。

俺の場合、ハンドメイドマルシェについては売り上げは0。
両隣のブースは、アクセサリーを販売していて、完全に俺のブースだけが浮いているような状態となっていた。

どの層のターゲットに自分の出すグッズや作品がマッチするのかを検討することはかなり重要だと思う。

お金をかける=いいブースという訳ではない

当然ではあるけど、お金をかければいいブースになるわけでは決してない。
俺は、Geisaiというアートイベントに出展した時に上記の通りのブースを制作した。

一応、人生初めての作品・出展ということもあって、やれる全ての知恵を振り絞って制作したのが上記のブースだ。
あまり感じないかもしれないが、相当の金がかかっている。

額縁のセット、イラスト作品の印刷などを含めると20万以上はかかっていると思う。
今考えるとかけるお金の使い方が少し分かっていなかったんだなと思うけど、それも経験したからこそわかること。

額縁も、新宿の画材屋に直接出向いて選んだり、作品印刷会社や印刷方法もかなり調べて制作をした。
初出展ながらにしてよくここまで金をかけたなと思うけど、金がかかっているからと言って、いいブースとは正直言えない。

なんとなく不思議なイラストという印象は与えることができるかもしれないが、刺さる層が確実に少ないデザイン・イラスト・ブースだったのは実感できる。

ブース出展の際は、目標をぼんやりとでもいいから決めておくことが重要だ。
俺も下記の通りブース出展に際しては目標をぼんやりと持って参加するようにしていた。
ざっくりと目標は下記。

1回目出展 Geisai 【イラスト・絵を描くということが好きだったけど、これまで継続ができなかったから、出展という1つの体験を通じて、世の中に作品を出すということの感覚と結果を知る】

2回目出展 ハンドメイドマルシェ【5月にデザフェスに参加した際、原画を販売するアーティストの存在を知る。Geisai出展時は、デジタルで制作したイラストを印刷しての出展だったため、原画をアナログで制作。かつ販売を伴う出展の経験を得る。結果売れなくてもOK。】

3回目出展 デザフェス 【ハンドメイドマルシェ出展時の経験から、インパクトのある心臓のイラストがキャッチーであることに気づく。ハンドメイドマルシェ出展の際に利益0だったため、利益を1円でも生み出せたら成功とする。グッズ販売をしてみる】

上記がざっくりと俺がたててきた目標であり、それに対しての結果はまずまず得られている。
なんとなくでいいから、自分が達成したい目標と、学びを線引きしておくのは重要だと思う。

それに対する行動ができていたのか、できていなかったのかも判断できる。

どうしても出展すると、周りのブースが気になってしまう。
周りのブースの方が多く足を止めてもらっている、、他のブースの方が多く売れてる、、全然自分のブースには人が来ない、、なんて考えてしまいがちだ。

そんな考えは持たなくてOK!!!
実際にそんな考えを持ったところで、ブースの魅力は上がらないし、出展者として魅力的に見えるわけではない。

今できる精一杯のブースを、来場者に恥ずかしがらずに披露すること。その堂々さが出展者には必要だ。

俺も、最初のGeisai出展では鬼のように緊張した。何せ、今まで美術大学にも通ったことのない、ペーペーの素人サラリーマンが、初めてイラスト・アートイベントに出展者側として出るというのだから、度胸試しもいいところだ。

けど、俺は自分の制作した作品とブースにその時できる全力を尽くしたつもりだし、当日もその意識を持ってブースに立っていた。
自分の制作した作品を世の中の人に直接みてもらうというのは、ある意味裸を晒すより恥ずかしいことなのかもしれないと最初は思った。
自分の生み出した作品がどう捉えられるかは、捉え手次第だ。

そういう意味でも、他人と比べることのない自分だけの目標を立てることが重要だと言える。

では、ここからは俺が実際に行ったブース設営時の対策と意識などを紹介していく。
ブース出展で注目を集めるには、これを意識してもらうといいと思う。

2023年11月のデザフェスで初出展ながらも売り上げを達成できているから、その時の体験をもとに紹介する。

2023年のデザフェスでは、何を扱うブースなのかを明確に表現するようにした。
写真を見てわかる通り、心臓のキャラであることは伝わると思う。

Geisai出展、マルシェ出展時の写真と見比べてもらえればその印象は一目瞭然だと思う。

上記と見比べてみてもわかる通り、デザフェス出展時のブースでは、何を取り扱っているかが明確にわかってもらえると思う。
他の人気作家さんなんかも、割と1つのキャラを打ち出しているケースが多いことから、それを参考にした。
具体的に俺が参考にしたのは、おひげのぽん!のブースや、ばななたろうのブースだ。
出展者歴も長く、ばななたろうの、ひらつかかつじ先生なんかはブログも運営しているようだから、ぜひチェックしてみてほしい。
デザフェス出展時にはひらつか先生のブログを読みまくった。

最初にも述べた通り、お客さんがブースを見るのは長くても10秒ほどだ。
この10秒間でブースの世界観を伝える努力をしなくてはいけない。

だから、冒頭述べた通り、インパクトが重要で、何を扱っているのかを数秒で判断してもらう。
かつ、その中でブース内に気になる細々としたアイテムを織り交ぜていくのが重要なんだ。

俺の場合は、各種アイテム、什器が下記の役割を果たしている。

・背面の巨大タペストリー、デスクマット
→一目で、心臓のキャラを取り扱うブースだと来場者に認識させる。
・ブース右側の映像作品
→常時音声と映像を流しておくことで、音と映像による足止めを狙う。
・出展者の衣装
→移動などの際に出展者であることを意識させる服を着用して、自身もブースの世界観のためのパーツの1つとなる。
・ブース右下のパネル印刷
→映像作品やタペストリーで足を止めた来場者へ説明する用のパネル。心臓のキャラクターが他にいることの紹介として制作。
・名刺印刷
→挨拶用。とにかく配りまくる。ブログ情報も併せて印刷済み。

一応それぞれ上記の狙いと目的があって、作成・制作をした。
実際に足を止めてくれる方は初出展ながらに多い印象で、映像を見て足を止めてくれる方が多かったのも嬉しいポイント。

この映像1つ作るのにも実は4万ぐらいかかってて、マジで嬉しい限り
次のデザフェスでも流す予定だからぜひ見てね。

俺が来場者として行った際に感じたのは、視線誘導が重要なんだなと実感。
具体的には、来場者は上記の通りの視線をブースに送ることになることが多い。

①ぱっと見で何のブースかを確認する(目線の位置にあるものを確認)
②全体的にブースがどんな印象なのかをざっくり見る(出品アイテムを確認)
③細かい装飾などを確認
※映像作品は①or②の間で見る方が多い印象。

これらの視線誘導で何が重要かというと、高さだ。高さが何よりも重要
ぱっと見でブースの高い位置に何かが配置されていると、人はそちらを優先してみる傾向があるし、実際に俺が来場した際にもそのように視線を動かしていることに気づいた。

だから俺のブースも、パッと見で高い位置にタペストリーを配置したり、映像作品は視線の位置あたりになるように調整をしている。
各種販売アイテムも、見ての通り机にベタ置きはせずに、なるべく高さを出してみやすい位置に調整しているのがわかるだろう。
これらのおかげでアイテムの販売に至ったと言っても過言ではないと思う。

販売を伴う出展の場合、グッズの種類はマジで絞った方がいい。
俺の場合は、みてもらえればわかる通り、グッズは5種類。かつイラストは1種類のみがメインの販売だった。

冒頭のべた通り、ブース出展型イベントは脳が疲れる。選択の連続だし、ブースで何を買おうかなと選ぶのも楽しいんだけど、その選択にも労力がかかることを忘れてはいけない。

販売心理かなんかの本で読んだけど、人は選択肢が多いよりも、少ない時の方が購入に至りやすいというデータもあるらしい。
だから、俺の場合は心臓のキャラ1種類で、グッズは5点と絞った。

各種グッズを制作した意図は下記の通り。

・ステッカー(最もグッズ販売でお手頃に出品、販売できるアイテム。比較的安く手に入るし、場所も取らないから、多くの人がお求めやすい)

・アクリルキーホルダー(シールと同様の理由。場所を取らないし、買ってすぐにバッグなどに付けられることからお手軽にお求めやすい)

・クリアファイル(オリジナルグッズだけど、日常的に使いたい人向けのアイテム。クリアファイルはあっても別に困るものではないと思い採用)

・コップ(クリアファイルと同様の理由。日常使いしたい人向けのアイテム)

・キャンバス(よりアート感のあるものが欲しい人用のアイテム。壁に何かを飾りたいというニッチな要望に応えるためのアイテム、どちらかというとディスプレイの1つに近い)

上記の通り、絞ってアイテムを制作してはいるけど、今回はシールの種類と、Tシャツを追加で作ってしまった。

この結果についてはどうなるか不明。
とりあえずものは試しで作ってみる。

売れなかったらそれもまた経験。
またブログ記事にして報告する。

これは、出展時のマインドの問題なんだけど、ブース出展はあくまで来場者が来てくれるから成り立つイベントだ。
だから、出展者の俺らは、スマホなんか触っている場合じゃない。

来てくれたお客さんに挨拶しまくれ!!名刺を渡せ!!である。
もしかしたらそのイベントを楽しみに、遠くから来ている来場者なのかもしれない。
だったらその出会いを無駄にするのはもってのほかだし、自分からWelcomeなブースを作り上げることが何よりも重要なんだ。

俺も、2023年のデザフェスの際は来てくれた来場者の多くとコミュニケーションを交わしたし、その中で得た気づきもあった。
スマホを触ったり、お手伝いさんとお話しをしている暇なんてない。
目の前の来場者に目を向けろ。
俺は次のデザフェスでもそれを意識する。予定。

どのブース出展型イベントでも共通して言えるけど、何よりも出展者が楽しまないと始まらない。
自分の作品は自分が一番よく知っているし、自分が一番のファンだ。
だからこそ、なるべくその印象が伝わるようなブースにしたいし、グッズを買ってくれた人に対してもそのように接していたい。
だから、出展者よ、楽しめ。

ブース出展型イベントが初めての人にもわかりやすく紹介したつもり。
少しでも参考にしてもらえたらとても嬉しい。

色々と情報が多くなってしまったので、簡単に重要な点だけピックアップしておく。

・ブースを見る時間は長くても10秒ほど
・明確に何を扱うブースかを打ち出す
・種類を絞ったアイテム出展にすべき
・ブースは高さを意識する

ぜひ少しでも参考になれば幸い。
では、また別記事で。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

宜しければシェアをお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

各種SNSフォローをよろしくお願いします

コメント

コメントする

目次